私の望遠鏡レンズの使い方
ヘリコイドは使いません、外してあります。接眼部も必要ありません。
ドロチューブだけです。ドロチューブの伸縮操作で、キャッチインフォーカスします。
シャッターボタンは全押しで、ドロチューブを伸ばした状態から縮めながらフォーカスポイントを探します。
合焦すると自動的にシャッターが切れます。連写も可能です。
慣れれば、飛翔や不意の飛び立ちにも対応することができます。
ポイントは、近接側から無限遠への伸縮操作と、最初のショットでピンがくるようにAF微調整しておくことです。
AF微調整は必須です。近接側から追い込むためでしょうか、どのレンズでも前ピン傾向になります。
とくに、FL500mmF5.6はかなりの前ピンでした。
レンズのピント面をカメラの合焦範囲の一番手前で捉えるようなイメージです。
TTL位相差ですから、被写体までの距離ごとの補正値を把握し、変更する必要があります。
ペンタックスのキャッチインフォーカス機能とドロチューブの伸縮操作の組み合わせは、
マニュアルフォーカスレンズを中央一点、シングルフォーカス限定の人力駆動オートフォーカスレンズに変えてくれます。
マニュアルレンズを使用しながら、直焦点オートフォーカス撮影がほぼ可能になります。
直焦点の解像力のまま、疑似的オートフォーカスが可能な唯一の方法です。
キャッチインフォーカス機能は、ペンタックスの良心といえるでしょう。
投稿記事中では、一般的な呼称である「置きピン」と表記してある場合があります。
以下、私見です。(2019年04月追記)
なぜ、キャッチインフォーカスでピントを合わせるとガチピンの歩留まりがよくなるのか。
それは合焦範囲のエッジをとらえることができるからでしょう。
ピントの芯をつかむためには「レベルトリガ」ではだめで、「エッジトリガ」が必要なのだと思います。
実際、ヘリコイドなどで微動させながらピントをつかむと合焦中の電子音が鳴っている範囲はあまりに広く感じます。
これが「レベルトリガ」、合焦ONの状態です。そして、そのほとんどでピントはあまくなります。
しかし、「エッジトリガ」の状態は、合焦範囲が始まる瞬間かあるいは合焦範囲が終わる瞬間しかないわけですから、
そこに「アソビ」は存在しません。その一点に集中すればよいわけです。
この一点を補正するためにAF微調整値を設定しておきます。
ドロチューブをどんな状態から動かすかにより、エッジの両端は入れ替わりますが、
私は、ドロチューブの操作のしやすさ、構えやすさから「近接側から無限遠の方向」へ動かしながら、
「合焦範囲が始まる瞬間」つまり「立ち上がり」エッジをとらえるようにしています。